花粉症 / アレルギー性の疾患
花粉症 / アレルギー性疾患の症状
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、耳・鼻・のど・目などのかゆみ、のどの痛み、など
アレルギー性鼻炎
症状
- ●くしゃみ
- ●鼻水
- ●鼻づまり
- ●鼻のかゆみ
くしゃみ、鼻水、鼻づまりが主症状、他に眼、のど、耳の痒みなどの症状がおこります。
鼻水は、粘り気が無く、水様透明です。
近年患者数が増えており、10人のうち3〜4人は何らかのアレルギー症状があると言われています。
一年中症状のある通年性アレルギー性鼻炎、花粉の飛散時期だけの花粉症(季節アレルギー性鼻炎)があります。
治療
薬物療法としては、主に内服薬と点鼻薬があります。
アレルギーを抑えるお薬はいくつにも分類され、それぞれにまた複数の薬剤があります。
効果の程度も効果が出るまでの期間も薬により様々ですので、数日内服して効果がないと決めてしまわず、医師の指示通りに内服しましょう。
毎年症状を起こす方は、予防薬として症状が出る2週間程前より内服を始めて、本格的な飛散に備えます。
原因がダニとスギの場合は、原因物質から抽出した薬剤があり、これを口の中(舌の下)へ入れて体に吸収させる舌下免疫療法があります。
アレルギーが治る可能性がある治療法で、毎日最低でも3年間は続ける必要がありますが、半数以上の方に効果があるとの統計があります。
アレルギー性結膜炎
症状
- ●目の痒み
- ●目の充血
- ●目の痛み、違和感
- ●めやにが増えた
アレルギー性結膜炎は、アレルギー反応により、目の充血やかゆみが起こる病気です。
治療
アレルギー性結膜炎の治療の基本は、薬物療法です。
薬物療法の目的は、日常生活に支障がないように、かゆみの症状を軽くすることが中心となります。
薬物治療には、抗アレルギー点眼薬(ケミカルメディエータ遊離抑制薬、抗ヒスタミン薬)が主に使われます。重症の場合には、ステロイド点眼薬や免疫抑制点眼薬などを使用する場合があります。